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2007年2月

改訂:2007/02/26

2007/02 シャックの温度−雨水(うすい)

 シャックの温度−晩冬シャックの温度−初夏シャックの温度−梅雨、などの測定以来、久しぶりにシャックの温度を測定してみました。 雨水(うすい)は二十四節気のひとつで、立春(2/4ごろ)と啓蟄(3/6ごろ)の間の時期、2/19ごろを言うそうです。 または、2/19から啓蟄までの期間の事を言うそうです。 春一番が吹き、鶯の鳴き声が聞こえ始める地域もある時期で、昔から農耕の準備を始める目安とされてきたそうです。 う〜ん、そろそろ、蟆子(ぶと、蚋, ぶよ・ぶゆ)が飛んでいるのを見ますし、今のうちに、小さな雑草の草むしりをして根絶やしにしておくと良いかも。

 今年は、本当に暖かく、もう、本当に、このまま春になりそうな勢いです。 前日にストーブを消してから、徐々に下がっていた気温が、7時にタイマーでストーブがONになると設定温度まで立ち上がり、その後は、すごく安定した温度を維持しています。 暖かいので、ストーブもあんまりON−OFFしていないようです。 この日は、若干、風邪気味だったので、一日中、部屋にいて、トランシーバ2台とパソコン2台をつけて、バンドの状況をBGMに、ホームページの目次の整理や、日本語-->英語の機械翻訳をホームページに貼り付けたりしていました。 機械翻訳はいまいちですが、無いよりはマシでしょうと言ったぐらいでしょうか。

 湿度のほうは、人が出入りすると結構敏感に反応します。 まあ、変化したとしても35〜40%で、非常に乾燥している事は変りませんが。 不快指数のほうは70弱で、ほとんどの人が不快を感じない(=快適?)状態で、まあ、過ごしやすい環境でしょうか?
TH-Meter-01

2007/02 EasyPal_Lite(Feb.25XX, 26)・Textモード

 EasyPal_Lite の2007/02/25XX、2007/02/26 バージョンが立て続けにリリースされました。 25XX は暫定バージョン、26 が正式バージョンだと思います。

 気付いた主な付加機能は以下の通りです。 ますます、HamPal に近づいていくようです。

@ Text モードが付きました。
 EasyPal の後半に付いていた機能です。 EasyPal との互換性もあるようです。
 Mode ボタンの Send Text をクリックすると、TX 画面がテキスト用の画面に変り、テキストが打ち込めます。 テキストファイルからのドラッグ&ドロップも可能です。
 テキストネームはテキスト用の画面が表示された状態で「SET」ボタンの右側のファイル名をダブルクリックすると変更できます。 テキストの送信は「TRANSMIT」ボタンです。 Encode 機能は使えません。
 テキスト画面は「Clear」ボタンを押せば消去できます。
 なお、受信したテキストファイルは、Autosave フォルダには保存されていますが、 RX 画面には表示されず、受信方法は不明です。 表示機能はまだ実装されていないのでしょうか? 。

A Mode ボタンに TX 画面 / RX 画面の選択が付きました。
 この機能を利用して、ImageLinker から TX 画面への自動貼り付けが可能になりました。
 ImageLinker の操作コマンド欄に %Mh%P と記入しておけば、ImageLinker の「TX」ボタンを押した時に、EasyPal_Lite の画面が RX 画面になっていても、自動的に TX 画面に切り替わって貼り付けられます。

B LoadAny ボタンが付きました。
 EasyPal と同じ機能です。 LoadPic との違いは、ロードする時に JPEG2000 のエンコードをせずにロードするので、いろんなファイルがロード・送信できます。 html ファイルなどもロードできます。

C ドラッグ&ドロップが使えます。
 TX 画面へのロードに、ドラッグ&ドロップが使えます。 ドロップしたときに JPEG2000 のエンコードが掛かるようです。 ファイルネームもそのままロードされます。 テキスト画面へのドロップ時はテキストのままです。 

D COM ポートの設定が変りました。
 COM ポートの設定が詳細に設定できるようになりました。 RTS と DTR が細かく設定できるようですが、おそらくリピーターへの応用だと思います。 日本ではほとんど使われていませんね。
EasyPal_Lite-01

2007/02 EasyPal_Lite(Feb.22)・HiRes機能(解像度と画質)

 EasyPal_Lite の2007/02/22バージョンがリリースされたようですが、何が変ったか分かりません。

 したがって、Feb.22 バージョンは置いておいて、EasyPal_Lite(Feb.19)・HiRes機能 で試していた、高解像度用のロードボタンの機能をもう少し詳しく調べてみました。

 結論を先に言うと、EasyPal_Lite を使う時は、

@ 原画は 640x480 または、それ以上の解像度の画像を使ったほうが良い。
A HiRes ボタンはチェックをつけたままで良い。
B 送出ファイルサイズは、できれば 30kB が良い。
C 640x480、800x600、1,024x768、1,600x1,200 の系列を使うと、画像の上下、又は、左右が欠けずに都合が良い。 デジカメに良くある、1,280x1,024 の系列を使うと画像の左右が欠ける。
D 高画質を望むときは、ImageLinker を使わずに、Load TX で直接ロードした方が、画質の劣化は少ない。(JPEGは繰り返し圧縮での画像劣化が大きい)


てな所でしょうか。

 色々調べてみると、高解像度ボタンと言うのは、送出画像の解像度(=画素数)が大きなものを扱えるようにしたボタンのようです。

@ HiRes ボタンにチェックをつけない従来のモードの場合
 EasyPal_Lite で作成される画像(=送出される画像)は 640x480 で、ちょうど画像を表示する窓のサイズと同じです。

A HiRes ボタンにチェックをつけたモードの場合
 EasyPal_Lite で作成される画像(=送出される画像)は 1,280x1,024 で、画像を表示する窓には縮小して表示されます。

 また、それぞれのモードで、作成される画像(=送出される画像)よりも画素数の少ない原画を使う場合は、原画のサイズに合わされるようです。

 これらの原画の解像度と、作成される画像の解像度と HiRes ボタンとの関係、および、 EasyPal_Lite の画像表示窓に表示される画像、および、 Full Screen の時に表示される画像の関係を以下にまとめて見ました。 なお、以下の表は、送出画像ファイルサイズが 50kB 、ディスプレイのサイズが 1,280x1,024 の時のまとめです。

 この表から分かるように、HiRes ボタンは、原画の解像度が、640x480 〜 1,280x1024 の場合に解像度の劣化を抑える事ができるもので、原画の解像度が、 1,280x1024 以上の場合は 1,280x1024 と同等の解像度に抑えられます。 また、原画の解像度が、640x480 以下では効果が無いことが分かります。 解像度の良い画像(=大きな画像)の原画を良く使われる方は、 HiRes ボタンにチェックを付けっぱなしでも良いようです。 ただし、現状では、 EasyPal_Lite を立ち上げる度に、チェックは外れています。
EasyPal_Lite-01
 以下の画像は、EasyPal_Lite(Feb.19)・HiRes機能 でも示しましたが、画像をクリックすると、実際に作成された画像(=送出される画像)を表示するようにしました。 画像が小さい時は画像を拡大して原寸サイズで確認してください。 また、戻りはブラウザの「戻る」で戻ってください。
EasyPal_Lite-02 EasyPal_Lite-03
 一方、画質のほうはどうでしょうか? こちらの試験のほうは、原画の解像度が 640x480 の画像を使って、作成される画像ファイル(=送出される画像ファイル)の容量を 10kB 〜 50kB に変えて試してみました。  HiRes ボタンはチェックを外しておきます。 原画は、圧縮歪が出易い、女性の写真を使い、「あご」の部分を 200% に拡大して比較しました。 この原画は、経験的に圧縮歪が出易い画像です。 この結果を見ますと、10kB ではきつい、20kB で何とか、30kB ならまずまずと言ったところでしょうか。

 画像をクリックすると、実際に作成された画像(=送出される画像)を表示します。 戻りはブラウザの「戻る」で戻ってください。 なお、ホームページに載せるために、原画はサイズが大きいのでBMPでなくJPEGに変換したものを、また、作成された画像はJPEG2000をJPEGに変換したものをアップしていますので、原画および50kBの画像では、若干、画像の劣化が気になります。
EasyPal_Lite-04

EasyPal_Lite-04 EasyPal_Lite-05
EasyPal_Lite-06 EasyPal_Lite-07
 以上、冒頭にも記述しましたが、EasyPal_Lite を使う時は、

@ 原画は 640x480 または、それ以上の解像度の画像を使ったほうが良い。
A HiRes ボタンはチェックをつけたままで良い。
B 送出ファイルサイズは、できれば 30kB が良い。
C 640x480、800x600、1,024x768、1,600x1,200 の系列を使うと、画像の上下、又は、左右が欠けずに都合が良い。 デジカメに良くある、1,280x1,024 の系列を使うと画像の左右が欠ける。
D 高画質を望むときは、ImageLinker を使わずに、Load TX で直接ロードした方が、画質の劣化は少ない。(JPEGは繰り返し圧縮での画像劣化が大きい)


てな所でしょうか。

2007/02 EasyPal_Lite(Feb.19)・HiRes機能

 EasyPal_Lite の2007/02/19バージョンがリリースされたようです。

 高解像度用のロードボタンが追加されたようです。 どれぐらい機能するか、3種類の画像で試してみました。 なお、テストは送出ファイルサイズを50kBに設定して試してみました。

 最初は、テストパターンですが、もともとの画像がデジタル的に作ったファイルサイズの小さな画像のようで、差は出ません。
EasyPal_Lite-1
 次は、 MultiPSK の HF-FAX モードで受信した画像を送出原画として使い、文字部分で見てみました。 これぐらいの解像度の原画になってくると、差が分かるようです。 Normal では文字部分の「つぶれ」が目立ちます。
EasyPal_Lite-2
 最後は、標準画像テストチャートを送出原画として使い、解像度パターンで見てみました。 これぐらいの高解像度の原画になりますと、明確に差が分かります。 高解像度のパターン部分や、自転車のスポークの斜め部分などに、はっきりした違いが見えています。
EasyPal_Lite-3
 以上のテストは、いずれも Full Screen で見た画像です。 また、送出時間(=ファイルサイズ)は変わらないようですので、JPEG 圧縮のアルゴリズムを変えて、同じファイルサイズで高解像度に対応しているのだと思います。 受信画像を見ていますと、Normal よりも HiRes のほうが、画像の粗いところは簡単に送って、画像の細かい模様のところは時間をかけて送っている度合いが強いようで、復号時に最後まで残っているようです。 下の写真はいずれも全体で499Segのうち350Segを受け終わった時の受信画像です。 HiRes のほうが、細かい部分の送信により時間を掛けている様子が分かると思います。

 従って、Full Screen にしても、画素が目立たないような高解像度の画像、すなわち、縦横の画素数がそれぞれ1,000画素を超えるような画像で、しかも、画面全体に一様に細かい模様がある画像よりも、粗い模様と細かい模様が混じっている画像のほうが、より効果がありそうです。

 また、この HiRes 機能は、従来の EasyPal や HamPal でも受信可能で互換性があるようです。 ずっと、この機能を ON にしていても互換性では問題が無いようですが、処理に時間が掛かるようなので、遅い CPU ではきついかもしれません。
EasyPal_Lite-4
 上記以外の機能は余り改善されていないようです。 現在まで気付いている問題点を再整理しますと、以下の通りです。

@ wav や tune を送信している時は、waterfall が流れているのですが、画像送信に入ると waterfall が止まります。どうせなら、画像送信の時も waterfall が流れていたほうが良いと思います。

A これは、仕様だと思いますが、
 Replay RX で送り返されるのは、「RX」タブに表示している画像ではなく、最後に受信した画像のようです。 従って、「RX」タブに Paste で貼り付けた画像は送られないようです。

B これも、仕様だと思いますが、
 ウインドウの位置を都合の良い位置に設定しておいても、一旦終了すると記憶されずに、起動するたびにディスプレイ画面の真ん中に表示されてしまうので、毎回移動するのが面倒です。

C これも、仕様かも知れませんが、
 送信のファイルサイズを、自分の良く使うファイルサイズに変更していても、一旦終了すると記憶されずに、起動するたびに送信ファイルサイズが20kBに設定されてしまいます。 毎回自分の良く使うファイルサイズに設定しなおすのが面倒です。

D  RX Input と TX Volume では、選択したサウンドデバイスのボリウムコントロールではなく、デフォルトのサウンドデバイスのボリウムコントロールが表示されるので、いちいち、選択したサウンドデバイスに変更しなければなりません

E  起動後、一度も画像を受信していない時に、RX タブに Paste した画像は Clear ボタンで消去できないようです。 一度、画像を受信した後ですと、消去できるようです。

2007/02 EasyPal_Lite(Feb.10, 11, 12, 13, 14, 18)・W/Fall-Text/Pic作成機能

 EasyPal_Lite の2007/02/10バージョンがリリースされたようです。 いくつか新機能が追加されたようですが、何よりも有難いのは、サウンドカード選択のバグが修正された事です。 これで、我が家のリグでも使い物になるようになります。 ブログ でも記述しましたが、関連する掲示板を Yahoo! で見つけました。 英語だったので、ちょっと躊躇しましたが、「清水の舞台から飛び降りる気持ち」で(大袈裟か?)思い切って投稿しました。 それが伝わったのかどうかは不明ですが、2日後のこのバージョンではバグが修正されているようです。

 新機能もいくつか追加されているようで、だんだん、EasyPal に(というか HamPal に)近づいていっているような気がします。

 EasyPal_Lite(Jan.30, 31, Feb.07)・Encode機能 で記述した、いくつかのバグは修正されましたが、Encode 機能を使った時のEasyPalとの互換性を取るつもりは無いようです。 「進軍ラッパ」は不評だったのか止めになったようです。

 新しいバージョンで、バグと言うか、仕様なのかも知れませんが、まだ、気になっている点は、

@ これはバグだと思います。 下の写真のように、 W/Fall-Text で、Save したものを送信したものと、TX Now で送信したものとは、違っています。 Save した方のスペース部分が異常だと思います。 W.Fall-Pic では大丈夫のようです。
EasyPal_Lite-3
A wav や tune を送信している時は、waterfall が流れているのですが、画像送信に入ると waterfall が止まります。どうせなら、画像送信の時も waterfall が流れていたほうが良いと思います。

B これは、仕様だと思いますが、
 Replay RX で送り返されるのは、「RX」タブに表示している画像ではなく、最後に受信した画像のようです。 従って、「RX」タブに Paste で貼り付けた画像は送られないようです。

C これも、仕様だと思いますが、
 ウインドウの位置を都合の良い位置に設定しておいても、一旦終了すると記憶されずに、起動するたびにディスプレイ画面の真ん中に表示されてしまうので、毎回移動するのが面倒です。

D これも、仕様かも知れませんが、
 送信のファイルサイズを、自分の良く使うファイルサイズに変更していても、一旦終了すると記憶されずに、起動するたびに送信ファイルサイズが20kBに設定されてしまいます。 毎回自分の良く使うファイルサイズに設定しなおすのが面倒です。

E RX Input と TX Volume はタグがあるだけで動作はしないようです。 これから実装する予定なのでしょうか? タグだけ先についています。

 W.Fall-Pic と W/Fall-Text 作成機能が付きましたので、以下の表を修正しておきます。

EasyPal_Lite-2

 どうでも良いことですが、W.Fall-Pic と W/Fall-Text 、および、 RX Input と TX Volume ですが、なぜ、表記の仕方が違うのでしょう?? そう言えば、ダウンロードのファイル名も EasyPal_Lite_08_FEB_07.zip であったり EasyPal_Lite-10-FEB-07.zip となったりしていました。 これも、なぜでしょう?? 表記方法が違うと色々整理する時に不便だと思うのですが????

 なお、EasyPal では、Temp ファイルの後処理がなされずに、どんどん累積していっていましたが、EasyPal_Lite では終了時に、後処理をちゃんとやっているようです。
【補足 2007.02.12】 即バージョンアップされたようです。
 EasyPal_Lite-11-FEB-07、EasyPal_Lite-12-FEB-07 と立て続けにバージョンアップされています。 EasyPal_Lite-11-FEB-07 はパスして EasyPal_Lite-12-FEB-07 を試してみましたが、何が変わっているか分かりません。
 上記@、A、B、C、D、Eは直っていないようです。 ちなみに W.Fall-Pic と W/Fall-Text は W.Fall-Pic と W.Fall-Text に統一されたようですが、 RX Input と TX Volume は統一されていないようです。 まあ、機能を実装した時に統一するつもりでしょうか????
【補足 2007.02.13】 またバージョンアップされたようです
 また、EasyPal_Lite-13-FEB-07 にバージョンアップされていますが、何が変わっているか分かりません。
 上記@、A、B、C、D、Eは直っていないようです。  RX Input と TX Volume も統一されていないようです。
【補足 2007.02.13】 またまたバージョンアップされたようです。
 またまた、EasyPal_Lite-14-FEB-07 にバージョンアップされています。
E  RX Input と TX Volume がちゃんと実装されたようで、ボリウムコントロールが表示されますが、残念ながら、選択したサウンドデバイスのボリウムコントロールではなく、デフォルトのサウンドデバイスのボリウムコントロールが表示されるので、いちいち、選択したサウンドデバイスに変更しなければなりません。 これなら、通常のボリウムコントロールから選択するのと大して変わりません。 わざわざ、ここにつけるのなら、選択したサウンドデバイスのボリウムコントロールを表示してほしいものです。
 もうひとつ、新たに、タスクバーに Clear ボタンが付きましたが、これは、以外に便利です。
 それ以外は、上記@、A、B、C、Dは直っていないようです。  RX Input と TX Volume の表示も統一されていないようです。 新機能を付けるよりも、まず、バグを直してもらったほうが有難いのですが。
【補足 2007.02.17】 4日ぶりにバージョンアップされたようです。
 4日ぶりに、EasyPal_Lite-18-FEB-07 にバージョンアップされています。
 送信時に TX の文字の横に総セグメント数と現送出セグメント番号が表示されるようになりました。 また、@は修正されて正常になったようです。
 しかしながら、A、B、C、D、Eは直っていないようです。
 また、新たに以下の問題があるのが分かりました。
F  Clear ボタンで、TX タブに Paste した画像は消去できますが、RX タブに Paste した画像は消去できない様です。

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