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2006年3月

改訂:2006/03/21

2006/03 温度・湿度計用データロガーによる各種測定データ

 ストロベリーリナックスのUSB-Hygrometer-Thermometerを組み立てて、付属の表示ソフトで遊んでいましたが、物足らず、ついにデータロガーを作ってしまいました。 私も泥沼のソフトプログラミングに足を突っ込みそうです。 プログラム詳細はこちらへ。

 これは、シャックのある部屋の丸1日・24時間の温度・湿度・不快指数の変化です。 ちょっと大きな画像ですが、ストーブのON-OFFによる変化が良くわかります。 部屋を離れるなどで、ストーブをOFFにするとなだらかに温度が下がっていき、相対湿度は上がっていきます。 部屋に戻りストーブをONにすると、急激に温度が上がり、設定温度付近で温度制御が効いて細かく山谷のある変化になります。 朝、ストーブがONになる直前がこの部屋で一番温度が低くなる様子もわかります。 センサーを組み立てた当時は日中の相対湿度が30%を切っていたのですが、このところ、雨も2〜3日おきに降って、相対湿度が30%を切ることは無くなったようです。 梅雨の時期や夏の相対湿度・不快指数なども比較できると面白いかと思っています。

 こちらは、別の日の24時間の温度・湿度・不快指数の変化です。 この日は寒かったので外出もせず1日中ストーブをつけっ放しでいたのでストーブの温度制御の様子が良くわかります。 10年以上前のFF式の石油暖房機ですが、結構良い温度制御をしています。 この日の朝は結構冷え込んだので、朝ストーブがONになる直前の室温はかなり下がっています。

 これは、IC-756PROの上面カバーの電源ONからの温度変化です、筐体の上面カバーの上にTH-Meterを置いただけで測定したものです。 周囲温度よりも+8〜+9℃で安定しています。 50MHzで2分x5回のフルパワー送信をしても、温度上昇は無く、ファンが動作することにより、むしろ温度が下がっています。 これは、100W仕様のものを50Wで使っている余裕からなのでしょうか?

 一方、こちらは、IC-706MKIIGの上面カバーの電源ONからの温度変化です。 受信状態で、周囲温度よりも+11〜+12℃で安定しています。 144MHzで2分x5回のフルパワー送信をすると、更に+7℃ほどの温度上昇があります。ファンが動作しても、温度は上昇し続け、送信をやめることにより、元の受信状態まで温度が下がります。 これは、144MHzですので50W仕様のものを50Wで使って、ギリギリだからでしょうか? もちろん筐体が小さくて、熱容量が小さく、冷却ファンも小さいこともあるのでしょう。 43℃付近まで上昇し、送信を続ければ更に上昇を続けるような勢いです。 上面カバーでこの温度ですから、内部はもう少し熱くなっているのでしょう。 どこまで上昇するかは、また時間のあるときに計ってみましょう。
 ちなみに、送信して43℃付近になった時は、不快指数が86程度(85以上は100%の人が不快に感じる)になっていますが、トランシーバもやはり「不快」なのでしょうねぇ?????

2006/03 マルチメディアスピーカをトランシーバのモニタスピーカに

 無線の交信をするときは、前にも記述しました様にパソコン用のヘッドセットを使うのですが、「ながら」で無線を聞いている時はやはりスピーカを使います。 今までは、トランシーバ内蔵のスピーカを使っていたのですが、上に物を乗せたりすると音がこもって聞き辛くなります。 「ながら」ですから、なるべく耳に神経を集中させなくても楽に聞けるように多少は性能の良いスピーカにしたいものです。

 そこで、パソコンを更新するたびに、マルチメディアスピーカと称した小さなスピーカボックスがいくつも溜まって処分にこまっていたものを活用することにしました。 溜まったスピーカボックスの中からトランシーバとサイズの合うものを選んで使うことにします。 中に入っているアンプは使わずにスピーカのみを使います。 ケーブル・コネクタはもともとついていたものを活用します。

 バラック状態でためしにつないでみたところ、結構、感度が良く、トランシーバのボリウムがほとんどゼロのところになってしまい、音量調整できず使いにくいので、10Ωを直列に入れて見ました。 これでちょうど良いぐらいの音量になりました。 こんなスピーカボックスでも、はだかのスピーカの時とボックスに入れた時ではずいぶん音量が違います。 結構、ボックスの効果があるものです。

 さて、うまくいきましたので、ステレオ用の2個ある内、片方はIC-756PRO用に、もう片方はIC-706MKIIG用にしました。 中にあるアンプは今は何も使っていませんが、オーディオフィルタなどに活用しても良いかな等と思っています。

 マルチメディアスピーカの中身、結構、大きなマグネットのスピーカでした。右の上段はIC-706MKIIG用として、また右の下段はIC-756PRO用のモニタスピーカとして収まっているところ。スイッチ・ボリウムは不要ですが外すと穴があいて「不細工」ですので付けたままです。

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