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パソコン−2006年5−8月

改訂:2006/10/07

2006/08 サウンド制御パネルを表示

 ホームページの各ページをアクセスするとMIDIが流れるようにしていましたが、ちょっとうるさいという向きもありましたので、サウンドコントロールパネルを表示する事にしました。
 このページも、一番上に表示されていると思いますが、パネルの左にあるスピーカのマークをクリックすると音量のスライダーが表示されますので、クリックしたまま操作すると音量が調整できます。

【補足(2006.10.02)】

 サウンドコントロールパネルは左側のマニュアルのページの下の方に移動しました。 同時に、サウンドを繰り返し演奏する事と、音量の初期値を100-->50に変更しました。 また、曲も時々変えられる様に、一般的なファイル名にしました。

2006/08 宇宙人を探そう(グリッドコンピューティング)

 メッセージボードにも書きましたが、新聞の土曜特集に面白い記事が載っていました。 この土曜特集はなかなか面白くて、少年の頃の心を蘇らせられることが度々です。 時には面白いソフト(フリー中心)の紹介もあって、なかなか楽しめます。
 先日の物はグリッドコンピューティング(分散コンピューティング)に関するもので、UCB(カリフォルニア大学・バークレイ分校)が音頭を取っている物です。「宇宙人を探そう」はいくつかあるプロジェクトの一つで、中米プエルトリコの電波天文台で集めた宇宙からの電波を、カリフォルニアのUCBで細かく分割して、インターネットでのグリッドコンピューティング参加者のPCに送られ、参加者のPCの空き時間にデータ解析されるそうです。解析自体は電波の規則性を分析し人工的かどうか判断しているようです。解析結果はUCBへ報告として送り返されます。分割した処理の報告ごとにクレジットが発行され、このクレジットの合計が各協力者ごとにリストになってランキングで表示されるようです。 この部分は、ちょっとしたゲーム感覚です。
 PC側にはBOINCと言う分散処理クライアントをDLして使います。「宇宙人を探そう」はBOINCで動作するいくつかのプロジェクトの一つで、そのほかにもタンパク質の解析プロジェクト他いろいろなプロジェクトがあるようです。
 プログラムのDL、プロジェクトへの登録などは簡単に出来ます。一つの分散処理の固まりにはPCにもよると思いますが、我が家のPCの場合は3〜8時間ほどかかるようです。パフォーマンスメータを見ているとデュアルコアが両方ともに100%で動いています。でも、通常の処理にはほとんど影響を感じないように処理されているようで、ストレスは感じません。
 グラフィックス表示を選択すると処理途中の解析状況がきれいな3Dグラフィックスで動画として表示されます。この表示はスクリーンセーバーとしても使えるようです。 この表示は出色で、私の評価では、NASA の World Wind、Google の Google Earth に並ぶ秀逸ものです。
 最近のPCはメールやWebを見ている分には、ほとんど暇をもてあましていますから、PCを常時 100% 動かしてあげたい人は、このプロジェクトに協力してあげたら良いのではないでしょうか? 私の場合は、今まで、回ったことのないファンが少し早めに回っています。 CPU も今までこんなに一生懸命回ったことが無くてびっくりしているのでしょうか? 結構、がんばって、熱を発しているようです。

グリッドコンピューティング(BOINC)の日本語サイトはこちら
宇宙人を探そう(SETI)の日本語サイトはこちら

 解析中の3Dグラフィックス表示はこんな感じです。これが時々刻々、視点を変えてダイナミックな動画として表示されます。全画面表示していると秀逸ものです。



 グリッドコンピューティングの動作中のパフォーマンスメーターです。低い値の所は動作していないときです。デュアルコアがどちらも100%に張り付いて動作しています。


【追加、(2006.08.31)】

 BOINC/SETIの貢献ランクのバナーを作りました。 トップページの【他サイトへのリンク】にも貼り付けてみました。 4時間ごとに更新するそうです。

BOINC  BOINC の貢献状況です

2006/08 古いスピーカボックスの復活(PCオーディオを良い音で)

 KANHAM-2006で入手したブックシェルフ型スピーカボックスをシャック全般の「音」関係のモニタ・スピーカとして使用していますが、やはり、バスレフとはいえ、6リットル程度のボックスなので音楽関係は物足りません。
 そこで、横浜から引き上げてきて以来、別の部屋に放って置いたスピーカボックスを設置してみました。(家族より「邪魔だから早くかたずけて」と言われていた事もありますが)(左下写真、フロントネットをはずしたところ)。
 およそ30年ほど前にスピーカボックスとスピーカを日本橋より買ってきて組み立てた物で、オーディオネットワークは手巻きで作りました。当時の資料はなにも残っていませんが、サイズを計ったらボックスは内容量68リットルほどあります。密閉型で、中にグラスウールを一杯詰め込んだ記憶があります。スピーカはパイオニアの20cmフルレンジの物を低域だけ使い、ツイータも確かパイオニアだったように思います。さすがに大きいだけのことはあり、小さなボックスで無理に音を作っているのとは違って、低音から高音まで素直な感じがします。(、、、、、と言うほど、音を云々する力量はありませんが。)
 通常は、フロントネットをつけて聞いています。上に乗っているのは、ミニコンポに付いていた10リットルほどのバスレフタイプのスピーカボックスです。
 右下写真はスピーカ切換器です、4つのスピーカの切換と並列駆動が出来る様になっています。今のところ2つを切り替えて使っています。

2006/08 新しいモニタディスプレイ

 末娘が大学のレポート書きにパソコンを使い始め、時々、パソコンを占領されてしまうので、パソコンを分割して別の部屋に設置しました。余っていたパソコン本体、ディスプレイ、プリンタの一式をパソコンラックに乗せて、今までと同じ環境で動作出来るようにして、娘専用に設置してあげました(左下写真)。別の部屋ですが、LANで結んでこちらからコントロールできるようにしてあります。
 最初は古いCRTモニタを使っていたのですが、フォーカスがかなり甘くなっていたので、私の使っていたLCDモニタを払い下げにして、私の方には17インチの新しいモニタを導入することにしました。 数年ぶりのモニタ更新ですが、ずいぶん高性能になっています。しかも、価格は半分程度になっています。 画面サイズは1280x1024に拡大して高精細になっています。たくさんのウインドウを表示しても使いやすくなりました(右下写真)。 二つのモニタを比べると、画面サイズは大きくなっているのに、外形はほとんど変わらず、LCDの周りのいわゆる「運動場」部分の幅がかなり狭くなっています。LCDドライバの高集積化、実装技術の高度化等が貢献しているのでしょう。

2006/07 オーディオ・ミキサーの製作

 KANHAM-2006でシャック全般の「音」関係のモニター用に使う予定でオーディオ用のブックシェルフ型スピーカボックスを入手しましたので、これをドライブするアンプと、シャックの「音」関係をまとめるミキサーを作ってみました。

オーディオ・ミキサーの回路図(png、拡大して見てください。戻りはブラウザの「戻り」で)

オーディオ・ミキサー基板配置・ケース加工図(LZH圧縮) ケース加工図はCanon-iP4100で原寸に印刷されます

 パソコン他、音楽のモニタ用にステレオ入力を2チャネル、トランシーバのモニタ用にモノラル入力を5チャネルにしてみました。このうちステレオとモノラルそれぞれ1チャネルをフロントパネルに、残りはリアパネルにコネクタを配置しました。ボリウムはマスターボリウムだけにします。それぞれのチャネルの調整はパソコンやトランシーバの出力側にボリウムが付いていますのでこれで調整します。
 合計で7チャネルにしたのは、集合抵抗が8本の物が入手しやすかったからだけです。 ミキサー部はオペアンプの加算回路で構成しています。+入力端子を中間電圧に浮かせて単一電源で動作させて居ます。 スピーカアンプは、かなり以前に秋月のキットで作った物です。PC-TRX-IFで使ったヘッドホン用のアンプと同じ物です。アンプはNJM2073を使った1チップ構成のステレオアンプで、6Vで4Ω負荷の時0.65Wと言う規格になっています。放熱板も付けていないのでこれぐらいが限度でしょうか? チップ自体は200kHzぐらいまで高域がのびているようですし、出力には220uFが使われているので低域も100Hzぐらいまでは何とか期待出来そうです。 手に入れたスピーカはLS-VH7と言うKENWOOD製の物で6Ω/30Wと銘板に書いてあります。 SOTECとの共同企画でも使われた、その道の人には、結構、知名度のある代物の様です。 モニタとしてラックのすぐ近くで聞くわけですから、このスピーカでも、これぐらいの出力でドライブすれば十分でしょう。 ミキサー部はアンプ基板の空きスペースの蛇の目基板部分に組み込んでみました。全体がこじんまりとまとまりました。
 ケースは以前にSSTV-IFに使っていた物です。左の写真のように以前に使った穴を活用していますが、穴だらけでボコボコです。でも右のように化粧パネルを貼れば、一見、外からはきれいに見えます。ただし、穴の位置が自由にできないので、配置(デザイン)がいまいちです。

 これは基板を組み込み配線を終わった状態です。前からと後ろから見ています。スピーカ用に一応ワンタッチ接続端子板を使ってみました。流用したケースの割には、まあまあかな?

 これは真上から見たところと、カバーをしたところです。
 早速、PCからの音楽をモニタしてみます。どうも高音ばかりが聞こえて低音が出ていません。パソコン用のモニタスピーカの時はこんな物かと思っていましたが、れっきとしたオーディオ用のスピーカの割には低音が出ていません。いろいろ調べてみたら、パソコン用のKB・ディスプレイ・スピーカ切換器が原因のようです。この切換器を通すと全然低音が出ません。しかたがないので、パソコンから直接出力を取る事にしました。そうしたら、俄然、低音が出るようになりました。さすが、オーディオ用のスピーカです。トランシーバの出力もつないでみます。モノラルなので両方のスピーカの真ん中から交信の音が聞こえてきます。音はトランシーバのフィルタの特性そのものです。まあ、「ながら」モニタ用ですから、これで良しです。すべてのトランシーバの音とPC音楽の音が同じ位置から聞こえてくるので都合が良いようです。

【追加(2006.07.09)】

 ジャンクの中から探し出して、使ったACアダプターの性能が良くなかったのか、入力をゼロにしてボリウムをあげると、わずかに60Hzのハム音が聞こえます。しょうがないので、一旦、納めた基板を取り出して、電源回路にリップルフィルタを追加しました。これで、ハム音は全然聞こえません。回路図、および、実装図はリップルフィルタを追加した物に差し替えました。写真にはまだリップルフィルタは写っていません。
 下はラックの両端に棚を付けて、そこに納まった左側スピーカボックスと右側のスピーカボックス。 右の写真はIC-756PROの上に納まったオーディオミキサー(右端)。

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