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2006年10月

改訂:2006/10/29

2006/10 HamSを Ver 3.20 にアップ

 HamS が Ver3.20 バージョンアップ公開されました。 バージョンアップの内容およびバージョンアップ手法に付いては作者のHPに詳しく記述されていますので、その通りに実行すれば問題なく新しいバージョンに更新されます。
 Hamlogとの連携も強化され、Ver3.00 の頃にHamlogとの連携を作者にお願いした頃を思うと昔日の感があります。
 作者も記述されていますが、ネットワーク情報が必須のソフトウエアなので、ネットワークの情報を如何にスムーズに取得・更新出来るかが、鍵を握っているソフトウエアだと言えると思います。 想定される、いろいろなユーザのネットワーク環境でも、如何にスムーズにネットワーク情報を取り扱えるように工夫されているかでしょうか。 そうでなければ、厄介なソフトウエアになってしまうでしょう。
 なお、作者のHPの説明の中に有るネットワークの推奨環境は、常時接続インターネットでスピード1.5MB/秒 と記述されていますが、1.5Mbpsの事ではないかと思います。

 さて、更新したソフトウエアで、三つほど気になる部分が有りましたので、その部分を記述します。 以下のテストではTime-Outを60秒、起動時Time-Outを30秒のそれぞれ最大値にセットして実施しています。

 第一の症状は「総務省HPデータ読み込みがうまくいかない。」です。 Ver3.12bの時は一度も失敗したことはありませんでしたが、Ver3.20 では、立ち上がり時に再現性がある変な動作をします。
 以下に立ち上がり状態の画面を時系列でキャプチャーしましたので、順に説明します。
 @左下はHamSを起動した後、ネットワーク関連データ読み込み中の画面です。 総務省HPデータ読込が失敗になりNGと表示されています。 何度も立ち上げなおしましたが、一度も成功したことがありません。 この時、「Web検索」ボタンの左の総務省の欄には、まだ、何も表示されていません。
 A右下は@の表示の15秒後の画面です。 総務省HPデータ読込がOKになって成功したように見えますが、「Web検索」ボタンの左の総務省の欄には年月日だけしか表示されません。 この時、メイン(?)の画面は「お知らせ」です。

 B左下は、ツール・Network確認をクリックしたところですが、同じように失敗します。
 C右下は、Aと同じく、Bの表示の10秒後ですが、この画面になります。 OKになり、成功したように見えますがAと同じ状態です。 この時、メイン(?)の画面は「検索一覧」になります。

 D左下は、Aの画面の状態で「付与状況」ボタンを押したときの表示です。データは何も表示しません。
 E右下は、Dの画面で放っておくと、タイムアウト表示が右下に出ます。 これは18:59:00頃に「付与状況」ボタンを押した時で、ほぼ60秒後です。

 作者の話では、ネットワークが遅いと言うことのようですが、総務省HPデータ確認が途中で「NG」を表示し、最後に「OK」になっているのは、結局、確認に成功しているのか、失敗しているのか?よく分かりません。

 第二のおかしな症状は、起動時に機能設定がクリアされてしまうことが有ることです。
 F左下は、その状況です。 時々、起動時に、この状態になります。 ツールバーや右のファンクションのボタンがアクティブになっていません。 この時、「環境設定」を確認すると、「機能」のチェックの設定が全てはずれています。 ポイントは正常時と変わってなくて、十分に余裕があります。
 G右下は、Fの状態が起こったときに、起動し直すと何もなかったように、元に戻っています。 「環境設定」の「機能」のチェックの設定が元に戻っています。 ツールバーのボタンやファンクションボタンもアクティブになっています。

 第三のおかしな症状は、Ver3.12の時と同じように、EXPポイントのP10が立ち上げ時の状態によって15、10、5の間で頻繁に変化し不安定な事です。 Ver3.12の時よりも酷くなったような気がします。

 上記三つの内容は、バージョンアップ後、直ぐに気づいたので、作者に報告済みで、Ver3.20a で改善されるとアナウンスされています。 どこまで、スムーズになっているか楽しみです。
 なお、どのソフトウエアでも同じですが、このソフトウエアも、マニュアルを隅々まで良く読んで、さらにQ&Aもじっくり読んでから操作した方が良いようです。 大体の場合はどこかに記述されています。

2006/10 こて台と洗浄びん

 半田鏝を使うときは、水を含ませたスポンジで時々鏝先をクリーンアップすると、鏝先の温度が適当になるのと、ヤニや酸化しかけた半田くずなどが取れて、鏝先が綺麗になります。 半田付けを綺麗に仕上げるこつの一つは、この鏝先の温度とクリーン度合いの維持にかかっていると言っても言い過ぎでは無いと思います。
 それで、半田付けを始める度に水道の蛇口まで行ってスポンジに適量の水を補給していたのですが、これが意外に面倒、億劫になります。 昔、現役(と言っても20〜25年前)の時は、作業机の上の鏝台の横には、科学の実験で使う「水差し」みたいな物があって、スポンジが乾いているときは、これで、適宜、水分を補給していました。
 リタイアして、自宅での半田付けの機会が増えてきて以来、この「水差し」を探していたのですが、先日、とあるホームセンターで見つけました。 左下の写真の様な物で、正式な商品名は「洗浄びん」と言うそうです。ポリエチレン(PE)で出来ていて、大きい物と小さい物を売っていました。 半田鏝台の水分補給だけなので、そんなに大きな物は必要ないので、小さな方の100ccの物を買ってきました。 そんなに高価な物ではありませんが、すこぶる便利です。 机の上に置いて、いつでも水分補給出来るようにしています。
 なにがそんなに便利かというと
 @万が一、引っかけて、倒しても、水がこぼれないので、常に机の上に置いておける。
 A蓋をする必要が無いので、手間がかからず、片手がふさがっていても、使える。
 B給水量がちょうどスポンジを湿らせるのに適量で、調整も簡単。
まあ、大したことではありませんが、これが、何度もあると、この便利さを納得します。
 写真右下は、私風に改良した鏝台です。 100均で売っていた鏝台に、昔から使っていたスポンジ付きの鏝台を両面テープくっつけて、単に鏝先クリーナーのスポンジとして使っています。 この台のすぐ下の位置が、手と視線の移動も少なく、何とも便利な位置なのです。 さらに、拡大鏡付きの部品保持台を金具とビスで鏝台に固定して一体化しています。 このクリップはよく使いますが、拡大鏡は以外と使いません。 近視なので、メガネを外して、目を近づけてみた方が、てっとり早いのです。 拡大鏡もこれ以外に、メガネに付ける物等、色々買いましたが、結局、一見、便利そうで、実は不便なので、どれも使っていません。
 あと、半田のリールを固定する物が有れば便利ですが、1リールで500gと結構重いので、まだ、適当な固定法を思いついていません。

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