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2005年12月

改訂:2006/01/06

2005/12 30年前に作った実験用電源のチェック

 ここのところ、自作が続いており、30年ほど前に作った実験用電源を引き出して来て使おうと思ったのですが、なんか動作がおかしく、リップルが多い様なので、コンデンサの容量抜けかと思って、中をあけてチェックしてみました。
 オシロで見ると変な発振波形が重畳しています。 平滑コンデンサは関係なく、センサーケーブルをシールドにしてみたら非常に安定した動作になりました。 今まで、なぜ気づかなかったのだろう?? 結局、平滑回路の容量抜けではなかった様で、買ってきた交換用コンデンサが無駄になってしまいましたが、まあ、良しとしましょう。 中を見てみると、昔作った割には結構良い部品を使っていました。 開けたついでにトランスのタップを替えて30Vまで出るように変更しました。 低い方は4Vからしか出ず、抵抗値をさわっても0V近くから出すのは駄目の様でした。 制御用の石は、かなり古いIC(NEC,uPC152A)を使っていて、製作時の資料も残って居らず、ネットで調べても分からないので、手の打ち様無しです。 まあ、3Vを使うときは、もう一段安定化電源を入れることにして、これで良しとしました。

 蘇った30年前の実験用電源はこんな感じ、ケースは自作で、アルミ板を折り曲げた物に化粧用のビニールシートを貼り付けてあります。 昔は、結構手の込んだことをやっていたものです。 ちなみに使っていた3mmのビスはM3で無くインチねじ、しかも、頭がプラスでなくマイナスでした。 時代を感じさせる代物でしたが、蘇って目出度し目出度し。


2005/12 EasyFC、FRMSのSerialインタフェースをUSBに変更

 PCを使った各測定系がシリアルポートを使い、数が足りなくなってきたので、ストロベリーリナックスが扱っているSerial-USB変換アダプタをEasyFC、FRMSの筐体に組み込む。9PのD-SubをはずしてUSBコネクタをつける、少し空白が出来たがまあまあの出来。
 なお、Serial-USB変換アダプタを同時に2個以上使うときは、ドライバのインストール以外に、チップメーカー(SILICON LABORATORIES)提供のツールを利用して、各チップの Serial Number(デフォルトは0001)を重複しないように書き換えておく必要があります。私は3個手持ちがありましたので、1001,1002,1003 を書き込んで使っています。

 Serial-USB変換アダプタ、左は表、右は裏、両面スルーホール半田メッキ揚げのきれいな基板だ
 ジャンパはCTS-RTS、DTR-DSR

 Serial-USB変換アダプタ取り付け部、左はEasyFC、右はFRMS

 EasyFC、FRMSの背面USBケーブルの接続の様子、真ん中はFREX


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